小皿を手に持つのはマナー違反?和食で食器を持ち上げるのは どこまで?

2018年3月24日

お茶碗やお椀は、利き手と反対の手で持ち上げて食事をします。

親子丼やラーメンの丼も 持ち上げて食べますね。お蕎麦のつゆも持ち上げます。

 

では お皿は?

もし 持ち上げていいとしたら、どれとどれ?

今回は 和食で 食事中に持ち上げてもいい食器についてのお話です。

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和食で小皿を手に持つのはマナー違反?

洋食では 基本的に 食事中に食器を持ち上げることはありません。お皿を持ち上げて食べている人がいたら ものすごく目立つと思います。

 

でも もともとの日本の食事というのは、畳に座って、お膳を一人一人の前に置いて、という形式の物でした。つまり、食事がとても低い位置に置かれていたんです。

なので 必ず 茶碗やお椀は持ち上げて食べていました。というか持ち上げないと食べることができませんでした。お茶碗やお椀以外のおかずにしても大皿以外の物は ほとんど持ち上げて食べるのが基本です。

 

この習慣は 椅子に座って食事をすることが多くなった今も 同じように引き継がれています。

 

和食で持ち上げてもいい食器とは

和食で持ち上げてもいい食器と持ち上げてはいけない食器について もう少し詳しく説明しますね。 

 

大きなお皿、たとえば

 ・先付け(前菜)を盛りつけた皿

 ・天ぷらの皿

 ・焼き魚が乗せられている皿

 ・お造り(お刺身)が盛られている皿

 ・煮物が盛られた大きめの食器

などは持ち上げずにそのまま食べます。

 

小さな皿や刺身醤油を入れた小皿、先付けの皿の上の小さな器などは持ち上げて食べてください。

 

煮物や和え物が入れられている器も小さなものなら 手にとって食べます。

迷った時の基準は、手の平よりも大きいかどうか、です。なので 15㎝以下のお皿なら手に持って、15㎝以上のお皿の場合は そこに置いたままにして お料理はお箸で口元に運んでください。

 

大きいけれど持ち上げてもいい器は、ラーメンやうどんなどの麺類、汁もの、丼ものなどになります。

 

小皿の使い方

 小皿は、遠くのものを口に運ぶときに添えたり、取り分けたりと便利なアイテムです。箸置きがない時には お箸をお休みさせる時には お箸を体に平行にして 箸の先を小皿の端に置きます。

 

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食後の空いたお皿は重ねる?飲食店でのマナーは?

小皿がない時は

小皿がない場合で 遠くのものを手元に運ぶときに こぼれそうな感じがしたら、懐紙を使うのが正しい、となっています(懐紙持参でお食事に行く人も今は少ないとは思いますが…)

 

 お料理を口に運ぶときに お料理がこぼれないように左手を小皿の代わりに添えることがあります。これはマナー違反となっていますので、正式なお席ではしないようにしてくださいね。

 

自宅や、気軽なお席で左手を添える分には あまり神経質になることもないと思います。もしも左手が汚れたらサッと拭けるようなものを用意しておくか、懐紙替わりのものを当てて食事をするとスマートですよね。同席した人に迷惑をかけないように 自分の服やテーブルを汚さないようにしながら食事をしてください。

 

基本的には 小さな食堂でもファミレスでも お願いすれば小皿を用意してくれます。食べにくいお料理の時には、遠慮せずに小皿をお願いするのが一番スマートだと思います。

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