お椀の蓋の取り方 置き方は?食べ終わったらどうしたらいい?

2018年3月24日

外食の時にお椀の蓋がとれなくて困ったことはありませんか。

また取った蓋は 上下どちら向きに置くのか、食後の蓋は マナー的には戻した方がいいのかなどで迷ったことはありませんか。

今回は お椀の蓋の取り方や置き方、戻し方についてのお話です。

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お椀の蓋の取り方

お吸い物やお味噌汁が入ったお椀の蓋がピッタリとくっついて取れないと困ってしまいますね。特にかしこまった席や気を遣う相手との会食時 この状態になると泣きたくなってしまいます。

お椀の蓋が取れない原因は?

お吸い物が入ったお椀。中の空気は アツアツのお吸い物のせいで膨張しています。そのお吸い物の温度がだんだん冷えてくると お椀の中の気圧が低くなってお椀の蓋が取りにくくなります。

こういう場合に 無理に蓋を取ろうとするとイキオイあまってお椀の中のお吸い物が飛び出すこともあります。

 

お椀の蓋を取りにくい場合の開け方は?

お椀の蓋が取れない原因は お椀の中の気圧と外の気圧が違うせいです。なので お椀そのものと蓋の間に ほんの少しの隙間を作ってあげれば 蓋は簡単に取れます。

 

①片手でお椀の蓋を持ちます。

②もう片方の手親指と他の指でお椀お椀の縁(ふち)をそっと押します。

③すると お椀と蓋の間に隙間ができてお椀の蓋があきます。

 

お椀の蓋の置き方、置く場所は?

お椀の蓋を取ったら お吸い物のしずくがたれないようします。蓋を取ったままの状態で数秒待ってくださいね。

そのあと 蓋を裏返して、お椀の横に置きます。お盆がある場合でしたらお盆の外側に置いてください。

 

また お吸い物以外にも蓋付きの食器がある場合は、最初に全部蓋を取っておきます。

食器の蓋をとる場合、お膳の右側にあるものは、右手で蓋を取ってお盆の右側に、左側にあるものは左手で取ってお盆の左側に、という風にすると 見た目もキレイです。和食ではご飯が左、汁物が右に配膳されますので ご飯の蓋を左手で取り、お吸い物の蓋を右手で取る感じになります。

 

食後にお椀の蓋を戻す時の戻し方は?

食事が終わったら お椀の蓋を戻します。

この時の戻し方は「最初の状態に戻す」ようにします。

蓋を裏返したまま戻したり、いくつもの蓋を重ねたりすると食器が傷つく原因になりますのでしないでくださいね。

 

お椀の蓋を取り皿に使う?

「食事中は お料理や食器を汚さないためにも 手や指は汚さないように食べるようにしてくださいね。

お料理を取るときにこぼさないようにと左手を添える人がいます。でもそれでは手が汚れてしまいます。なので左手を添えるのはマナー違反とされています。

 小皿や取り皿がある場合は もちろんそれを使いますが、小皿がない場合はお椀の蓋を取り皿として使って構いません。」と、よくネットで見かけます…。

 

けれど。

 

実際にお椀の蓋に何かを乗せて食べている人は そんなにいません。

蓋付きのお吸い物が出てくるような場所で 取り皿が欲しい場合は「取り皿をいただけますか」と言った方がベターだと思います。普通のファミリーレストランでも 言えば取り皿を持ってきてくれます。

 

また それなりの場所の場合は とても質のいいお椀だったりします。繊細な細工のものは丁寧に扱わないといけません。たとえば お酢を使ったお料理を入れると変色の原因にもなります。かしこまった席では 特にお椀の蓋は取り皿としては使わないようにしてくださいね。

【関連記事】
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おわりに

高級な料亭などでは お椀の蓋には蒔絵(まきえ)などがしてあります。目にもご馳走を、という日本ならでは「おもてなし」の心の現れですね。お椀の裏側の蒔絵は、お椀を取った時の水滴越しに見た時に美しく見えるようにデザインされたものだそうです。機会があったらぜひ お椀の裏側の絵も楽しんでみてください。

 

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