懐石料理と会席料理の違いは?

2018年3月24日

懐石料理と会席料理の違いは何でしょうか。

どちらも きちんとした場所での和食?

会席料理の方が身近な感じ?

懐石料理は敷居が高そう?

漠然とイメージすることはできても 言葉で説明するのは難しいものですよね。

今回は懐石料理と会席料理の違いを説明したいと思います。

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懐石料理とは

懐石料理を一言でいうと「お茶(茶の湯)」の時にいただくお料理になります。

なので流派があり、作法があり、出される料理にも決まりがあり、いただく時のマナーにも決まりがあります。

食事の流れも決まっていますので、静かに作法通りにいただくのが基本です。

 

茶道を嗜む(たしなむ)人以外は「懐石料理」には縁(えん)がないような感じですが、実際には「創作懐石料理」のお店があったり、「懐石ランチ2000円」のコースがあったり「懐石弁当1430円」があったりします。

本当に懐石料理を食べようと思ったら かなりお高くなりますが、これらはカジュアルに懐石料理の雰囲気を味わう感じの「懐石風」のお料理です。

 

会席料理とは

私たちが比較的きちんとした場所で和食を、と思ったときに食べるのが「会席料理」になります。要するに「フランス料理のフルコース」みたいな感じで、会席料理は「和食料理のフルコース」なわけです。

なので結婚式のお料理、大事なお客様のおもてなし、記念日などの食事、ホテルや旅館で出される食事が「会席料理」になります。

 

会席料理のほうも リーズナブルなものから 本格的なものまで様々です。

 

懐石料理と会席料理

懐石料理と会席料理には お料理の出し方にも違いがあります。

 

一般的には 懐石料理は 最初に ご飯とお味噌汁、次にお酒と様々なお料理、最後にお茶とお菓子という順番に出てきます。これは 懐石料理が もともと「お茶」をおいしくいただくためのお料理だからです

 

会席料理のほうは、前菜から始まって、お酒とお料理が出てきます。みなで談笑しながら お酒とお料理をいただき 、最後にご飯とみそ汁とお漬物、そして果物、という順番になります。懐石料理はお酒を楽しむためのお料理です

 

いずれにせよ お茶席以外での食事の場合は、お茶席のお作法は気にしなくて大丈夫です。一般的なマナーを守って周囲の人との会話を楽しみながら 季節のお料理を美味しくいただいてください。

 

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おわりに

 余談ですが 精進料理も日本に昔からある料理のひとつです。

精進料理と言えば京都のお寺で出される料理を思い浮かべる人も多いと思います。

仏教の教えでは殺生を禁じています。なので動物性のタンパク質を使わずに料理を作ります。主に野菜と豆で献立を作るということですね。精進料理には制約が多かったので 色々と工夫をすることで 「そこにあるものを美味しくいただく」ための技術も高くなりました。今の和食の完成度も この精進料理のおかげかもしれませんね。

 

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